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製品紹介

人にも機器にもやさしい歯科ユニット給水の環境整備 中性電解水「ポセイドン」

歯科ユニットウォーターライン除菌装置『ポセイドン』

 

※ポセイドンご紹介動画は、コチラからご覧下さい。

ポセイドンの特徴

歯科ユニット給水管内の微生物汚染の原因として、給水停止時に管内に滞留している水道水中の遊離残留塩素濃度が時間の経過とともに低下することで繁殖しやすくなると考えられております。
歯科ユニット給水に中性電解水「ポセイドン」を利用することにより人にも機器にもやさしい衛生的な給水系の環境整備をご提案致します。

ポセイドンの特徴
  • ① 設置するだけで遊離残留塩素濃度の補正ができる

    中性電解水生成装置「ポセイドン」は、設置するだけで自動的に遊離残留塩素濃度を補正することができるので、歯科ユニット給水の清浄化が期待できます。
    センサーが水道水の流れを感知し電気分解を始めるため、日々の添加物を入れる作業や、清掃メンテ作業が必要ありません。

  • ②歯科ユニットを傷めず、飲用適

    中性電解水をユニットへ通水する事に対するご不安点として、チューブの劣化や金属腐食に関するご質問をいただく事がございますが、大学で試験した結果では、水道水と同程度との試験結果を得ております。
    よって、
    ユニット内部を痛めないことから長年ご利用いただけ、ユニットのチューブの交換も必要ありません。
    また、無添加の電気分解ですので遊離残留塩素濃度の過度な上昇も抑えることが実現できており、
    試験機関にて飲用適を証明しております。

    ※遊離残留塩素自体の毒性に関するWHOガイドライン:5 mg/L以下
     文献:国立保健医療科学院, WHO飲料水水質ガイドライン第4版(日本語版),565pp., 2012.
    ※床下配管の変更やユニットチューブの交換の必要はありません。
    ※既にご開院でも設置は可能です。

  • ③水詰まりの解消が期待できる

    電極ユニットやフィルターの働きにより、水道水中の鉱質分(カルキ)やサビ等の汚れが除去されます。これにより、院内での水詰まりの解消が期待できます。

    電極ユニット・フィルターの汚れ2

  • ④ポセイドンは扱いが簡単

    ポセイドン設置後のご使用に関しましてもお取り扱いが非常に簡単で、診療前、診療後の電源ON/OFFと給水ラインの切替のみで日々の清掃業務等の手間のかかる作業は必要ありません。

  • ⑤水道法について

    『ポセイドン』 は、水道法上の『給水器具』 として第三者認証機関からの認証を取得した製品です。

『ポセイドン』生成水は、水道法第4条の規定に基づき、「水質基準に関する省令」で規定する

 水質基準項目と基準値(51項目)に適合しております。

 

※水質基準項目・基準値(51項目)適合試験結果

ポセイドンの必要性

1990年代より、歯科ユニットの給水管内に形成される『バイオフィルムによる汚染』が注目されるようになりました。
バイオフィルムによる汚染がなぜ歯科ユニットの給水管内で起こるのか、考えられる原因としましては 夜間、歯科ユニットの給水系チューブ内の遊離残留塩素が減少してしまうため、水道水が本来有している塩素がなくなり そのため、細菌が急激に増殖してバイオフィルムを形成するとおもに考えられております。

日本では、ようやく平成19年に水道水質基準について、水質管理目標設定項目の見直しがあり水質管理目標設定項目に 従属栄養細菌が追加されることとなりましたが、その目標値は、「1mlの検水で形成される集落数が2,000以下(暫定)」となってます。

現状では多くの歯科ユニットにおいて、水質管理目標設定項目の目標値を大幅に上回る従属栄養細菌が検出されています。
こういった現状に対し、遊離残留塩素濃度を補正し歯科ユニット給水管内の衛生環境をサポートさせていただきます。

ポセイドンの仕組み

センサーが水の流れを感知、電解槽に通電します。
水中に含まれる塩素イオン(Cl )が電解により 塩素(Cl2 )に変化、Cl2 はすぐに水と反応し、次亜塩素酸(HClO)や次亜塩素酸イオン(ClO)(=遊離残留塩素)に変化し遊離残留塩素濃度を補正します。
遊離残留塩素上昇により微生物の繁殖を抑制されます。

Cl2+2OH→Cl+ClO+H2O
Cl2+H2O→HClO+Cl+H+


※「次亜塩素酸(HClO)」、「次亜塩素酸イオン(ClO)」が抑制効果を発揮します。

ポセイドンの製品情報

製品仕様

品名Poseidon  セントラルタイプPoseidon  S-type
電源交流 100V (50/60 Hz 共用)
消費電力最大 400W
(使用条件により多少異なります)
最大 100W
(使用条件により多少異なります)
外形寸法幅 約 300mm
奥行き 約 480mm
高さ 約500mm
幅 約 150mm
奥行き 約 420mm
高さ 約 230mm
重量約 35kg約 10kg
入 水 ・ 出 水 口 径G 3/4G 1/2
使用環境周 囲 温 度5~40°C(ただし、結露しないこと)
使 用 水水道水、またはそれに準ずるもの
水 温5~40°C(ただし、凍結しないこと)
入 水 圧

0.6Mpa以下

(0.6Mpaを超える場合は別途、減圧対応が必要となる場合があります。)

電 解 方 式連続電解方式(規定時間ごとの電極板の自動洗浄)
生成電解水pH原水とほぼ同じ(中性)
遊離残留塩素濃度~約 5 .0 mg/L (生成量、原水の塩化物イオン量により異なる)
出 水 圧入水圧とほぼ同じ~0.3 MPa
生 成 量最大約20 L / 毎分 (設置地域の水量・水圧により異なります)最大約3 L / 毎分 (設置地域の水量・水圧により異なります)

※『ポセイドン』 は、水道法上の『給水器具』 として第三者認証機関からの認証を取得した製品です。

※『ポセイドン』 の耐用年数等について

 耐用年数 5年

 安全使用年数 10年(但し5年又は5,000時間経過時に電極、気液分離器交換等を含む総点検済みの機器に限る)

 

外形仕様

外形図

定期交換部品について

消耗品について

Poseidon-S

■電極ユニット
 標準価格 100,000円(税別) (110,000税込)

■交換用フィルター
 標準価格 10,000円(税別)  (11,000税込)

■気液分離器
 標準価格 12,000円(税別)  (13,200税込)

Poseidon セントラルタイプ

■電極ユニット
 標準価格 150,000円(税別)  (165,000税込)

■交換用フィルター
 標準価格 20,000円(税別)   (22,000税込)

■気液分離器
 標準価格 32,000円(税別)   (35,200税込)

※安全にご使用いただくために、定期的なメンテナンスは必須となります。
※メンテナンス作業料・出張費は別途必要になります。  8,000円/1回 (税別) (8,800円/1回(税込))
※電極ユニット、および気液分離器の交換時期は、Sタイプ、セントラルタイプとも、
 ご使用から5年、または累積電解時間「5000時間」のいずれか早いほうになります。
※フィルター、フィルターカートリッジの交換時期の目処は概ね1年となっておりますが、
 ご使用環境により交換時期が早まる場合がございます。
※フィルター、フィルターカートリッジ交換の際は、本体をお買い上げの販売店までご連絡下さい。

安全にお使いいただくために

  • ご購入の前に、設置条件・使用条件・用途をご確認下さい。
  • ご使用の前に取扱い説明書をよくお読みの上、正しくお使いください。
  • 水、湿気、湯気、ほこり、油煙の多い場所に設置しないでください。
    火災、故障、感電などの原因になる事があります。

諸注意

  • 製品の仕様・デザイン・価格は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。
  • 写真はカラー印刷の為、実物の色とは多少異なる場合があります。
  • 実際の製品にはご使用上の注意等が貼付されています。
  • 製品の寸法、質量表示には、若干の誤差を含んでいます。

エビデンス

エビデンスリリース

2011年05月30日 自己認証結果(分析試験成績書)  
2011年05月30日 ポセイドン試験  
2011年05月31日 ポセイドン侵出試験 PDFを見る
2012年01月13日 特許取得  
2017年4月 給水器具としての認証の取得
(水道法第16条に基づく給水装置の構造及び材質の基準に関する省令)
PDFを見る
2017年4月 電気製品としての安全性に係る認証の取得
(電気製品の技術上の基準を定める省令)
PDFを見る
2020年3月 水道法第4条の規定に基づく、「水質基準に関する省令」で規定する水質基準項目と基準値(51項目)に適合 PDFを見る

ポセイドンのQ&A

生成される水について

  • Q.どのような水ができますか?

    • 水道水に含まれている塩化物イオン(Cl⁻)を電気分解し、残留塩素濃度を飲用可能な範囲内で上昇させた水道水です。
      この“残留塩素”を増やすことで、本来の水道水に必要な残留塩素濃度をユニット内部でも維持する事ができます。
      水自体の除菌効果を高めております
  • Q.残留塩素濃度は?

    • 医院様の地域の水質により多少異なりますが、『ポセイドン』により残留塩素は、 ~5 ppm程度に補正します。
      ポセイドン水の検証結果は、論文にて報告されております。
      参考文献:Monitoring the decontamination efficacy of the novel Poseidon-S disinfectant
      system in dental unit water lines (Journal of Microbiology, Immunology and Infection ,2015)
  • Q.臭いや味はありますか?飲用可能ですか?

    • 『ポセイドン』の生成水は、水道法第4条の規定に基づく、「水質基準に関する省令」で規定する「水質基準項目」と「基準値(51項目)」に適合しており、飲用出来ます。
  • Q.どれくらい長持ちしますか?

    • 地域の塩化物イオンの量によって残留塩素濃度の上がり方が異なります。
      ユニット内の有機物の存在状態にもよりますので一概にはいえません。。

使用方法

製品について

工事に関して

メンテナンスに関して

  • Q.メンテナンスは必要ですか?

    • 日常的には不要ですが、定期的なフィルター交換、電極ユニット、および気液分離器の交換が必要となります。
  • Q.定期交換部品はありますか?

    • 1年に一度、給水系汚れ除去フィルターの交換が必要になります。
      『セントラルタイプ』:フィルター費 ¥20,000(税抜) (¥22,000税込)
      『Sタイプ』 :フィルター費 ¥10,000(税抜)  (¥11,000税込)
      (別途、交換作業費がかかります。)

      装置内部の電極ユニット、気液分離器は、Sタイプ、セントラルタイプとも、
      5年ごと、または累計使用時間が5000 時間を超過した場合、のいずれか早いほうでの
      交換対応となります。
      『セントラルタイプ』:電極ユニット  ¥150,000(税抜) (¥165,000税込)
      気液分離器 ¥32,000(税抜)(35,200税込)
      『Sタイプ』 :電極ユニット ¥100,000(税抜)  (¥110,000税込)
      気液分離器 ¥12,000(税抜)(13,200税込) 
      (別途、交換作業費がかかります。)
  • Q.定期的な消耗品の交換等を行わなかった場合、どうなりますか?

    • 定期交換部品の交換をせずに使用を続けた場合、下記のような故障や事故が起こる原因となります。

      ■フィルター交換を行わずに使用し続けた場合
      フィルターの目詰まりによる給水量・給水圧の低下、機器内部の水圧上昇による漏水、気泡
      (エアー)の過剰な発生、気液分離器(エアー抜き装置)等からのスケール詰まりによる漏水、
      デンタルユニット給水系でのスケール詰まり、その他予期できない機器の故障等、
      を生ずる恐れがあります。

      ■5年または、5000時間の電極ユニット、および気液分離器等の交換(=総点検)を行わずに
      使用し続けた場合
      電極ユニットの経年劣化やスケール詰まりにより、中性電解水生成能力の低下(残留塩素濃度の
      低下、消失)、機器内部の破損、漏水、その他、予期できない機器の故障等、を生ずる恐れが
      あります。

      ※なお、フィルター交換及び電極交換、気液分離器等の定期的なメンテナンスをされないまま、機器の稼働を継続された場合、上記を含め、いかなる事故・トラブル等が生じましても、
      弊社では一切の責任を負いかねますので、ご了承下さいませ。

      そのため、万一の事態を未然に防ぐため、下記の手順で給水ラインを切り替えていただくよう、
      ご案内することとしております。

      (セントラルタイプ)
      ①電源をOFFにする
      ②水道水ラインへ切り替えるバルブを開ける
      ③ポセイドンへの給水側バルブ、およびポセイドンからの出水側バルブを閉める

      (Sタイプ)
      ①電源をOFFにする
      ②水道水ラインにバルブを切り替える

      ※定期的なメンテナンスは、必ず実施していただく必要があります。
  • Q.定期交換部品の交換時期はどこで確認できますか?

    • 本体に表示機能があります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
  • Q.定期交換部品の交換は誰がおこないますか?

    • 購入元ユニットメーカー様、又は販売店様か弊社にて行います。
  • Q.ポセイドンの耐用年数は何年ですか?

    • 法定耐用年数は、「5年」となっております。
      但し、保守又は定期点検を行うことを前提とした「安全使用期間(設計上の標準使用期間)」は、
      10年となります。
  • Q.リース契約は何年設定まで可能ですか?

    • 耐用年数は5年となっておりますので、期間についてはリース会社にご確認ください。

その他

  • Q.デンタルユニットの供給水として使用できますか?

    • お取り扱いのあるユニットメーカー様への供給水としての使用いただけます。お取り扱いのないユニットメーカー様の
      ユニットをご使用の場合は、メーカー担当者にご確認ください。
      <お取り扱いユニットメーカー様> タカラベルモント㈱、日本アイ・エス・ケイ㈱、㈱ヨシダ  (五十音順)
  • Q.デンタルユニット内のチューブに影響はありませんか?

    • 大学にて試験したチューブでは、水道水と同程度であることを確認しております。
  • Q.金属は錆びませんか?

    • 大学にて試験した金属腐食性に関しては、水道水と同程度であることを確認しております。
  • Q.オートクレーブ用の純水器生成装置へ通水した場合の影響は?

    • 一般的なオートクレーブ用純水器では、給水される水の伝導率等を計測し、給水の適否を判断していますが、「ポセイドン」中性電解水生成器は、電解過程で原水(水道水)のミネラル分を除去するため、生成水の伝導率は、原水より多少低くなることを検証しております。原水が一般的な硬度の水道水であれば、影響はないものと思われます。
  • Q.過酸化水素水は、ポセイドンと併用出来ますか?

    • 過酸化水素(H₂O₂)は、対象により、酸化剤としても、還元剤としても働く性質があります。
      過酸化水素の還元剤として働きは、ポセイドンで生成される次亜塩素酸水(酸化剤)と反応して、お互いの酸化剤としての効力を相殺してしまいます。*
      そのため、ポセイドンの電解により生成された除菌力のある中性電解水(次亜塩素酸水)に過酸化水素水が混入されると、除菌効果が弱まる可能性がありますので、ご注意ください。

      *HClO + H₂O₂=> HCl + O₂ + H₂O
 

歯科ユニットウォーターライン除菌装置『ポセイドン』

お取り扱いユニットメーカー

  • UY 株式会社ヨシダ
  • TAKARA BELMONT
  • 日本アイ・エス・ケイ株式会社